雨蛙の賦

台湾・嘉義インターンシップ日記

14. 台湾横断計画の顛末

こんにちは、ゆうです。

 

今日までの4連休の間はずっと雨でした。3泊ともドミトリー形式のホステルに泊まっていたのですが、エアコンの設定温度を19℃とか21℃にする人の環境意識を問いただしたい。毎朝震える朝を迎えていました。

 

4連休の計画は「台湾横断計画」です。

台湾は南北に走る4000m級の山をかかえる中央山脈によって東西に分けられています。そのため東側に行くには北から回るか南から回るかしかないのかと思っていましたが、なんとバスで真ん中を横断することができるようなのです。

台中県の豊原9:10発のバスで15:00に梨山に到着。次の日に梨山を15:00にでるバスに乗り3時間で東海岸の花蓮に着くことが可能です。これをやってみようと思い、私は土曜日の朝5時に家を出ました。

 

そもそものきっかけは地球の歩き方でした。連休中どこいこうかなと考えながら、ぱらぱらと見ていたら梨山のページで目が留まりました。1ページしか掲載はないのですが、果物とお茶が有名なところだそうです。

全く理由はないのですが、私はこれを見た瞬間にすごく心が惹かれたのです。

そしてアクセス情報見ると、台中から、あるいは、花蓮・宜蘭からバスと書いてあります。梨山は台湾中央付近の山中にあるので、つまりこれは西から東にど真ん中を通過できることになります。しかも帰りのバスは台湾の有名な景勝地「太魯閣峡谷」を通過します。

そして私の連休の計画は台中→梨山→花蓮の台湾横断に決定したのです。

 

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(心をわしづかみにされた梨山のページ。)

 

豊原9:10のバスに乗るためには嘉義を6:10発の電車、その電車に乗るためには家を5時前後にでる必要があります。

いざ土曜日。無事に5時に起きてすぐ家をでました。これで間に合うなと思いながら、自転車を漕ぎながら、銀行のカードの暗証番号を確認することを忘れたことを思い出しました。

 

先日キャッシュカードをなくしたので、新しいカードに交換してもらったので暗証番号がデフォルトで設定されているのです。それをまだ変更できていなかったので、前の晩に見て暗記して、また朝確認しておこうと思っていたのです。

嫌な予感がしましたが、たぶん覚えている番号であっているだろうと思い、戻ると梨山行のバスに乗ることができなくなるのでそのまま駅につきました。

 

駅についてATMにカードを入れます。暗証番号を入力...

はじかれました。

 

焦って、少し違う番号をさらに2回入力しました。

ロックかかりました。

 

しかたないので持っているデビットカードで海外引き出しができるので、5,000元(日本円20,000円ほど)おろそうと入れて、

残高不足でした。

 

1,000元しかおろすことができず、全財産は1,500元ほどしかありません。絶望的な気分でとりあえず電車に乗り込みます。

そこで必死どうするか考えます。

①ロックを外す方法を探す

②日本の自分の口座にお金を入れてもらう

③台中で両替できるところを探して次の電車で豊原にいく

 

まず①は直接銀行に行かねばならないようで真っ先に却下です。次に②は良い方法に思えましたが、私のカード・通帳を持っている親が起きていなくてはならず、梨山でVISAに対応しているATMがなかったらどうにもならなくなる可能性を秘めています。

③は日本円を持っていたので素晴らしい方法のように思えましたが、台湾には外貨両替をできるところがそんなにありません。しかも朝早くだったのでこれもかなり調べて断念しました。

1,500元では行きのバス代とホテル代しか払えず、クレジットカードが使えなくては梨山から出られなくなります。

 

電車の中で逡巡し、クレジットカードが確実に使える新幹線に乗ってとりあえず台北に向かいその中で今後の予定を立てることにしました。

「台湾横断計画」は開始3時間ほどで潰えたのです

 

結果的には「宜蘭」→「花蓮」→「太魯閣峡谷」→「台北という平凡な台湾北東部の旅となりました。旅行中のほとんどが雨で出発時の自分の不注意とあいまって暗い気分でしたが、それを溶かしていったのは台湾の人や食、景色でした。

同じように台湾をバスで横断した人の記事も読まないようにして、地球の歩き方で心をわしづかみにされた梨山を楽しみにしていたのですが、次回に先送りです...

 

また、詳しく紹介しますが、今回いった場所を簡単に。

 

■宜蘭

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(宜蘭の駅はおしゃれなデザイン。)

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(旅行中の食事の白眉。十六崁瓜仔雞麵のワンタン。)

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(宜蘭にもある日本統治の記憶。)

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(電車で逆走するハプニングの結果降り立った頭城。)

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(頭城駅前には葱油餅の屋台。前にならんでいたおばさんが代わりに注文してくれた。)

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(頭城老街。ここでも雨。)

 

■花蓮

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(花蓮の美崙渓付近は日本統治時代の建物が多く並ぶ。修復が終わっておらず朽ちかけた日本家屋に月日を感じる。)

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(日本軍のものだった建物。様々な変遷をへて、今は観光施設となっている。)

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(花蓮の人文についての展示館。中国語しかわからないおばさんが熱心に中を紹介してくれるが言ってることはわからない。)

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(花蓮の東大門夜市は雨でもたくさんの人。私にとって暫定台湾ナンバーワン夜市。)

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(花蓮は美食の町。有名店にたくさんの人が並ぶ。)

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(花蓮の名物、扁食。扁食とはワンタンのこと。)

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(花蓮の小籠包はふかふかで小さい肉まん。)

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(かき氷の中にはタピオカが入っている個性的なかき氷。)

 

■太魯閣峡谷

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(切り立った崖のわきを登ること1時間ほどで太魯閣観光の中心地天祥に到着。ここのごはんは正直微妙だった。)

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(天祥の景色。)

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(天祥から1つ戻って緑水。1時間ほどトレッキングコースを歩く。)

 

台北

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台北駅中で三田製麺所を見つけてついつい食べてしまった。)

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(泊まったホテルは饒河街夜市の近く。せまい道にたくさんの人。私は嘉義や花蓮の広い夜市のほうが好み。)

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(次の日は台北郊外のウーロン茶の産地猫空へ。)

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(ロープウェイで行きます。)

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(猫空到着。ここでずっと雨だった旅中の最後にふさわしい大雨が降ることはまだ知らない。)

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(猫空はお茶の産地。景色の良いところに茶芸館が立ち並ぶ。)

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(適当に入ったお店の猫空鉄観音。飲んでいるときに外は土砂降りに。)

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(帰りは新幹線で駅弁を食べながら。)

 

以上になります!

詳しくはまた機会があれば書いていきたいと思います。

 

今週は土曜日まで仕事がありますので、今日は早く寝て旅の疲れを癒したいと思います。

それではまた!