雨蛙の賦

台湾・嘉義インターンシップ日記

13. 主観と客観

こんにちは、ゆうです。

 

少しお久しぶりになりますね。台湾は梅雨に近づいているようで雨がよくふります。今までさっぱりふらなかったのに。

 

ここ数日「主観」と「客観」にということを少し考えているので、そのことについて書いていきます。というのも、ぼんやり考えているだけでなかなか思考が進展しないので、書きながら少しずつ掘り下げていきたいと思うのです。

 

私は昔から「自分が嫌い」とか「自分に自信がない」とかいう感情がよくわかりません。極論言うと、そんなに自分が嫌いで、自信がないならなぜ生きているのだろうとすら思っています。

このときの発言は主観的で自分を客観視すればそれなりに自分の優れているところとか好きなところとか見つかるんじゃないかなあと私は考えています。

少し具体例を挙げていきましょう。2つの例は経験に即しています。

 

①地元のこと

私の地元は東京都の川向いに位置するthe ベッドタウンです。多くの人口を抱え、マンションが立ち並んでいます。この地元なのですが、周囲の多くの人がここは田舎だ、と発言するのです。1時間もかからずに東京都心に行けて、人口が50万人近くのこの市のどこが田舎なのか?

 

②高校のこと

私が通っていた高校は学区の2番目の偏差値60前後のそこそこの進学高でした。確かにすごく賢いわけでないけど、ここでもみんな僕たちはバカだというわけです。おいおい、偏差値60は上から16%だぞ、何を言ってるんだとと思ってしまいます。

 

こういったことに疑問を持ちながら、私は自分を客観視することにつとめてきました。私の地元はそこそこ都会だし、私の高校はそこそこ頭がいいぞ、と。対してなんて周囲の人間はなんて主観的に物事を決めつけているのかと思っていたのです。

同様に自分自信についても客観的に考えるくせがついていきました。私は「自分好きでしょー」とか言われるのですが、それは間違っているとはいいませんが、自分を客観視した結果、自分に優れている点と優れていない点があるということを認識しているだけにすぎません。

 

とここまでで話は終わりそうですが、そうではありません。

客観的に何らかの軸に沿って他者に自分を対置する行為は、自己を主観的に認識することを前提しないといけないのではないか? とすれば、今まで私が客観的・主観的と2分してきた思考は何を意味しているのかということが頭にぼんやり引っかかっているのです。

もう少しわかりやすくいうと、自分を他者と比べて評価することが客観的であるというのあれば、比較のためにはまず自分を主観的に評価する必要があるのではないかということです。

 

主観と客観という軸を問い直してみましょうか。主観が主体者として自己を見ることであり、客観が客体者として自己を見るものでであるとするならば、相対観、相対者いわば隣から自己を見るというものを導入してみましょう

さてこの相対観を用いてみると、相対観の繰り返しの中で主観と客観は両立し得るというのが今の思いつきです。

自分と誰かを比べること(相対観)を繰り返すことによって、自己の感覚(主観)と自己の評価(客観)は一致してくるのではないかと思うのです。

 

小学生のとき多くの子供(特に男の子)がスポーツ選手を夢見ます。しかし、年齢に重ねるにつれて自分の能力に対してどこかで諦めを感じいくことが大半ですよね。それは自分の運動能力を周囲の人と比べることによって、主観的に感じていた自分と客観が一致してくるプロセスによっておこるのではないかということが言いたいのです。

 

と、同時に相対観を繰り返すプロセスの中で自信も同時に深まっていくと思うのです。相対観によって客観的な自己と主観的な自己の一致に近づけば近づくほど自己に対する疑いの余地は減っていくのではないか...

つまりそれは日本人の自己に対する自信のなさは相対観、同質的でない他者とのふれあいの少なさに起因するのではないか...

しかし日本の教育ははっきり順位を決めて相対化する気もするし、他人の目を気にしがちな日本人は相対化を繰り替えしている気もする...

 

つらつら書いていきましたが、まだまだ私は主観と客観の森の中でさまよっておりますぼんやりと考えていることをあるとっかかりによって少しずつ解き明かしていくことはおもしろいものです。その分頭が疲れますが。

 

最近特に何も書いていなかったので書いてみましたがいかがでしょうか。笑

この地で感じたことに何かのとっかかりを用いて、1つでも多く分け入っていけたいものです、と忘れてしまいそうになる思いを改めて認識します。

 

台湾では土曜日から4連休です。

見たもの、感じたことを言葉にすることでまたおもしろい思考に出会れば幸いです。

日本も暑くなってきたと聞きました。

季節の変わり目に体調は崩されないようにみなさまご自愛ください。

それではまた。